Readwise は、Kindle などで引いたハイライトを集めて、毎日少しずつ読み返せるようにするサービスです。英語圏では定番ですが、日本の Amazon で Kindle 本を買っている人には、大きな制約があります。
この記事では、Readwise が日本の Kindle でどこまで使えるのかを公式の情報で確かめ、日本のストアの本のハイライトを自動で集めたいときの選び方を説明します。
30 秒でわかる結論
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| Readwise は日本の Kindle で使える? | ブラウザ拡張での自動同期は使えない(公式ドキュメントに amazon.co.jp は非対応と明記) |
| Readwise が向いている人 | 海外の Amazon で Kindle 本を買っていて、Kindle 以外のハイライトもまとめたい人 |
| 日本のストアの本を自動で集めるなら | 日本の Amazon に対応したサービスを選ぶ(例: |
| Notion に入れたいなら | どちらも有料プラン(Readwise は年払いで月 $5.59 から、BookNotion は Z プラン 月 1,000 円)。ただし Readwise は日本の Kindle を拡張で同期できない |
この記事でわかること
- Readwise の公式ドキュメントに書かれている、日本の Kindle の制約
- Readwise が得意なこと(取り込み元の多さ・毎日の復習・書き出し先の多さ)
- 日本のストアの本のハイライトを自動で集める方法と、BookNotion との違い
- 目的別の選び方
Readwise の Kindle 同期は、日本の Amazon に対応していない
Readwise は、PC の Chrome や Firefox にブラウザ拡張を入れておくと、Kindle のハイライトを自動で同期します。ところが、公式ドキュメントの Kindle の取り込みのページには、次のように書かれています。
つまり、日本の Amazon で買った Kindle 本は、Readwise の拡張では自動で同期できません(2026 年 10 月 12 日に確認)。
同じページでは、Kindle アプリからハイライトをメールで送る方法や、Kindle 端末の My Clippings ファイルで取り込む方法も案内されています。ただし、これらは毎回自分で送る・取り出す手作業で、日本のストアの本で使えるかはこの記事では確かめていません。
あわせて、Readwise のアプリの対応言語は英語だけです(App Store の表示)。
Readwise が得意なこと
制約はあっても、Readwise にはほかに無い強みがあります。海外の Amazon で英語の本を買っている人には、有力な選択肢です。
- 取り込み元が多い: Kindle のほか、Apple Books・Instapaper・Pocket・Medium・Goodreads などのハイライトもまとめられます
- 毎日の復習(Daily Review): 集めたハイライトを、間隔反復で少しずつ読み返せます
- 書き出し先が多い: Notion・Obsidian・Apple Notes・Markdown・CSV など
- Android アプリがある
料金は、公式サイトの料金ページで Lite が年払いで月 $5.59、Full が年払いで月 $9.99(月払いなら月 $12.99)です。どちらも 30 日間の無料体験があり、Notion・Obsidian などへの書き出しはどちらのプランにも含まれます(2026 年 10 月 12 日に確認)。
日本のストアの本を自動で集めるなら
日本の Amazon で買った本のハイライトを自動で集めたいなら、日本の Kindle ストアに対応したサービスを選ぶことになります。ここでは BookNotion を例に、何ができて何ができないかを説明します。
BookNotion でできること
BookNotion は、Kindle のハイライトとメモを自動で集めて、あとから振り返れるようにするサービスです。
- 日本を含む 13 か国の Kindle ストアに対応(日本・米・英・加・豪・印・独・仏・西・伊・伯・墨・蘭)
- PC では Chrome 拡張が 1 時間ごとに、iPhone・iPad ではアプリを開いたときに、Amazon の「メモとハイライト」ページからハイライトを取り込みます
- 取り込みと閲覧、月 1 回のリマインドメールは無料です

iPhone のアプリでは、全部の本のハイライトを 1 つの一覧にして、ハイライトの本文の言葉で検索できます。

Notion に入れるなら(Z プラン)
Z プラン(月 1,000 円・年 9,600 円、7 日間無料)では、Notion に、書籍のデータベースと、ハイライト 1 件が 1 行になるデータベースの 2 つを作って、新しいハイライトを自動で書き出します。


Notion への連携の手順は、Notion で読書記録をつけるで説明しています。
BookNotion でできないこと
Readwise と比べたときに、BookNotion にできないことも正直に挙げておきます。
- Kindle 専用です。Kobo・Apple Books などの電子書籍には対応していません
- 書き出し先は Notion です。CSV・Markdown などに直接は書き出せません(Notion に入れてから、Notion の機能で書き出せます)
- Android のアプリはありません。Android の人は、PC の Chrome 拡張で使います
- Amazon のコピー制限(出版社が決めた上限)を超えた部分は取り込めません(Kindle のコピー制限とは)
目的別の選び方
| こんな人 | 向いているもの |
|---|---|
| 日本の Amazon で Kindle 本を買っていて、ハイライトを自動で集めたい | |
| 日本の Kindle のハイライトを Notion に自動で入れたい | |
| 海外の Amazon で英語の本を買っていて、Kindle 以外のハイライトもまとめたい | |
| 間隔反復の毎日の復習を使いたい、Obsidian・CSV などに書き出したい | |
| 数冊のハイライトを、たまに読み返せれば十分 | Amazon の「メモとハイライト」ページや Kindle アプリの「注釈」(見方はこちら) |
Readwise が向いている人
- •海外の Amazon で Kindle 本を買っている
- •Kindle 以外(Apple Books・記事など)のハイライトもまとめたい
- •Obsidian・Markdown・CSV に書き出したい
- •Android のアプリで使いたい
BookNotion が向いている人
- ✓日本の Amazon で Kindle 本を買っている
- ✓ハイライトの取り込みと閲覧は無料で始めたい
- ✓Kindle のハイライトを Notion に自動で入れたい
- ✓iPhone で、本をまたいでハイライトを検索したい
まとめ
- Readwise の公式ドキュメントは、ブラウザ拡張での Kindle の同期が amazon.co.jp に対応していないと明記している
- Readwise は、取り込み元の多さ・毎日の復習・書き出し先の多さが強み。海外の Amazon で本を買っている人に向いている
- 日本のストアの本のハイライトを自動で集めるなら、日本の Kindle に対応したサービスを選ぶ。BookNotion は 13 か国に対応し、取り込みと閲覧は無料、Notion への書き出しは Z プラン
- BookNotion は Kindle 専用で、Android アプリと CSV などへの直接の書き出しは無い